誰しも一度は気になる薄毛のこと。
気になるけど、気にしないようにしようと思いがちです。
「薄毛を気にして何かするのはかっこ悪いし、まぁ大丈夫だろう。」
「いざとなれば何とかなるだろう。」
と、放っておくと薄毛は容赦なくどんどん進行すると言われています。
「何とかしようと思ったときには手遅れ。」
「いったん薄毛が始まれば止める術はない。」
「もうあきらめるしかない。」
ほんとうにそうでしょうか?
薄毛を何とかする方法はないのでしょうか!?
僕らは考えました。
薄毛の前兆をキャッチできれば、
きっと対策も立てられるはずだ!
そんな考えのもと、
今回は薄毛の前兆を徹底的にリサーチしました。
自分にも当てはまる項目があるか、
はチェックしてみてください!
1-0、薄毛の前兆をキャッチしての目次
1−1. あれ?髪の毛の量減ってきたかも?
1−2. 髪の毛の質が変わった
1−3. 抜け毛がちょっと気になる
1−4. 産毛が生えていない
1−5. 毛根に変化が起こっている
1−6. 髪の毛の質が変わった
1−7. 頭皮に痒みが出てきた
1−8. 頭皮が赤い
1−9. 薄毛の前兆に対する対策方法
1−1. あれ?髪の毛の量減ってきたかも?
歯を磨いている時など鏡に映る自分を見てふと気づく違和感ありませんか。
「あれ?なんか髪のボリューム減ってないか…。」
もしくはヘアサロンで鏡の前で見る自分に何か違和感。
そんなちょっとした違和感、実は毛髪量が関係しているかもしれません。
毛髪量は個人差はあるものの、日本人の平均で約10万本生えていると言われています。
また、毛髪量は毛穴の数と1つの毛穴から生える発毛数(2,3本)、頭皮の面積で決まります。
その中でも毛穴の数は生まれつき決まっているので、毛穴から生える発毛数自体が減ると毛髪量が減っているように見えます。
その他にも、生えてくる毛髪自体が細くなったり、抜け毛の量が増えると髪の毛が減ったと感じるはずです。
毛髪量に違和感を感じるケースをまとめてみます。
- 髪を水分で濡らしたとき頭皮が透けて見える
- 髪を乾かしているときドライヤーの風が頭皮に直接あたる
- 鏡にうつる自分を見たら髪の雰囲気が違う
- 普段見ない角度から頭を見たら頭皮が透けて見える
以上のようなケースで違和感を感じたら毛髪量が減ってきている前兆かもしれません。
1−2. 髪の毛の質が変わった
髪質には硬い、柔らかい、太い、細いといった要素があります。
髪質自体は人が生まれつき持ったものなので、髪質が硬く太い人もいれば、柔らかく細い人もいます。
ここで注意しておかなければならないのは、生まれつきの髪質から細く変化するケースです。
例えば、硬く太い髪質の人が、硬いけど細くなってきた。
または、柔かく細い髪質の人が、柔らかくさらに細くなってきた。
このようなケースでは、
毛髪自体が弱くなっていることが考えられます。
具体的には、髪の毛は毛髪の根っこにある「毛乳頭」という部分が、髪の成長に必要な栄養素を取り込む重要な役割を果たします。
この髪の毛が弱くなっているという前兆は、
その毛乳頭に対して、
- 栄養分が行き渡らない
- 栄養分が不足している
- 頭皮環境が不衛生
- ダメージを与えている
上のような不健康な状態が日常化していると、髪の成長に必要な栄養分が不足してきます。
すると、健康で丈夫な髪が育てられず、髪質が段々と弱く変化していくと考えられます。
日常生活で考えますと、以下のどれかが当てはまると髪質が弱く変化してしまうかもしれません。
- 就寝前にお風呂に入らず朝風呂ですます
- 不規則な食生活が日常化している
- 脂肪分の多い食事が多い
- ヘアブリーチやヘアパーマをよくかける
- 常に帽子をかぶっている
薄毛が気になり始めたら、
まずは日常生活を振り返って生活内容を見直してみましょう。
1−3. 抜け毛がちょっと気になる
朝起きてみると、なーんか枕にいっぱい毛が付いてる。
シャワー中に排水溝にやたらと髪がたまっている。
などなど、抜け毛は見た目のインパクトもあり、
薄毛に最も早く気づける効果的なサインの一つです。
上図のように、
髪の毛は生えて、成長して、抜けるというヘアーサイクルを繰り返します。
このサイクルは個人差はあるもののおよそ4〜6年周期といわれています。
ヘアーサイクルは、髪が生えて成長する「成長期」(数年)を経て、
成長が止まる「退行期」(2〜3週間)と「休止期間」(数ヶ月)を終え髪が抜け、
毛根から新しい髪が生えます。
このように、ヘアーサイクルの中で抜け毛そのものは普通にあることです。
毛髪は1日あたり約50本から100本程度抜けるといわれています。
しかし、何らかの原因で成長期の途中で抜け落ちてしまう毛髪が増えると、
生える髪の量 < 成長期中に抜ける髪の量 + サイクル終期に抜ける髪の量
となり、薄毛がどんどん進行していくことになります。
いつもより抜け毛が増えていないか?
と、感じる方は注意をしてもらいたいです。
特に成長途中の短く細い髪が落ちてないか、
枕、排水溝、洗面台など普段髪に触れるエリアをチェックしてみください。
1−4. 産毛が生えていない
産毛はヘアサイクルの中でもまだ生えたばかりの細くて弱々しい短い毛のことを言います。
生え際だけではなく、毛が生えるところであればどこでも産毛は生えます。
通常の健康な毛であれば、産毛が成長サイクルを通して太く長く成長していきます。
産毛が存在することで、育て方次第では太く長く健康な髪を期待することができるのです。
そんな産毛が見当たらないというのは、これから成長する毛髪が存在しないといえます。
まずは産毛があるのかないのかを確認することが非常に重要だと言えます。
ただ、生え際は顕著に産毛の有無がわかりますが、頭頂部などの見えづらい部分の産毛は自分で確認するのが難しいです。
頭皮チェックができるヘアサロンや髪専門の医療機関などでマイクロスコープを使って、頭皮の環境をチェックすることができますので、ぜひ確認することをおすすめします。
1−5. 毛根に変化が起こっている
毛根、よく耳にする言葉ですがどこを指す言葉がご存知ですか?
髪の毛は生えている表皮から上の部分を「毛幹」、表皮より下の部分をまとめて「毛根」と呼びます。
「毛根」の中でも一番下のふくらんだ部分を「毛球」、その先端部分を「毛乳頭」と言います。頭から抜いたばかりの毛髪の一番下に付着している黒い部分は「毛球」です。
毛根に異常があれば、抜け毛が増えていたり、髪質が変化していたりなどの薄毛の前兆を事前に知ることができます。そんな毛根の変化を知る術はズバリ!抜け毛です。
抜け毛についている毛根の毛球部分の状態を見ることで、どういう状態で抜けたのかを知るこができます。
せっかく抜けてしまった毛、サヨナラする前に一度チッェクしてみましょう!
以下に毛根のチェクポイントを記載します。
- 丸くきれいな形 → ◯ 正常な状態です
- 小さい、形が悪い → △ ヘアーサイクルの途中で抜け落ちた可能性あり
- 膨らみがない → △ 栄養不足の懸念あり
- 太く、短い → △ 頭皮が乾燥している
- 色が濃く、黒い → △ ストレスがたまっている恐れあり
- 白い異物が付着 → △ 皮脂が多い懸念あり
- 毛根がない → x 髪が非常に弱っている(途中で切れた髪なら問題なし)
1−6. 頭皮をマッサージすると以前よりも固い感じがする
頭皮は毛髪にとって、育毛環境の地盤となる重要な部分です。
そんな重要な頭皮が固い状態は、頭皮の血行が滞り、皮膚が固くなっている可能性があります。
毛髪に必要な栄養分は血液を通して毛根にある毛乳頭まで届けられます。
頭皮が固い状態だと、血流が悪くなりで毛乳頭まで十分な栄養分を届けることができなくなります。
その結果、抜け毛が増えたり、髪の毛が細くなったりして薄毛の原因となることが考えられます。
具体的には、頭皮にある毛細血管は収縮することで血液を流しますが、頭皮が固くなることで血管が収縮することができず、血液を毛根まで送ることができなくなってしまいます。
また、血行が悪くなることで、頭皮の表皮自体が段々と薄くなり髪を育てる環境自体が悪くなることもあります。
自分の頭皮をマッサージしてもあまり変化がわからないと思った人は、
健康的ででふさふさな髪をしている人の頭皮をマッサージしてみて、自分と比べてみてもいいかもしれません。
1−7. 頭皮に痒みが出てきた
頭皮に痒みが出る症状は一般的にはフケが原因とされています。
フケはあまり良いイメージを持たれていませんが、頭皮の古い角質が剥がれ落ちたもの、つまり老廃物で誰にでも出るものです。
ただ、フケの量が多かったりすると頭皮に余分に皮脂がたまり、細菌が繁殖したりして痒みを誘発します。
逆にフケを洗い流そうと洗髪をしすぎると、頭皮から必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥状態になり、痒みを誘発することもあります。
その他には、パーマやヘアカラー、ヘアケア用品などの毛髪に直接散布する用剤が頭皮に付着し、痒みの原因となることもあります。
明らかに痒みがひどくなったり、湿疹や発疹なども出てきたら、自己診断せずに医療機関による専門家の診療を受けるようにしてください。
1−8. 頭皮が赤い
頭皮に湿疹や発疹が出ているのは頭皮が異常をきたしているサインです。
薄毛が、というよりも毛髪環境がピンチ!の状態です。
毛髪があるために見えづらいですが、頭皮も皮膚ですので、日焼けもしますし、何らかの刺激物に触れれば一時的に炎症も起こします。
特にパーマやヘアカラー、ヘアケア用品は頭皮にとって刺激性が強いものなので、頭皮に合わない用剤が使われた場合、湿疹や発疹、炎症を起こすこともあります。
その他、身体的・精神的なストレスによっても頭皮に異常をきたす場合があります。
一時的なものであれば、時間とともに治りますが、腫れがひどくなったり、赤みが強くなった、痒みが出てきたなど、異常・違和感が続くようであれば、自己診断せずに医療機関による専門家の診療を受けるようにしてください。
1−9. 薄毛の前兆の対策まとめ!!
(1)薄毛の前兆に対して「育毛剤」を使ってみる!
薄毛の前兆を感じたときにいきなりAGAの病院に行って治療を始めるよりは、まずは育毛剤で薄毛の対策をするのはいかがでしょうか?
ハゲランドでは、育毛剤の経験者500人に「どの育毛剤が、使ってみて良かったのか」アンケートで満足度調査を実施しました。まずは、育毛剤ランキングをご覧いただけると、どの育毛剤を試してみるか考えやすいと思います。
(2)AGAの「無料カウンセリング」を病院で受ける。
育毛剤を試すことを待たずに、AGAの治療を受けよう考える方は、まずは、AGAの病院で「無料カウンセリング」を受けてください。
こちらも、おすすめのAGAの病院ランキングを作りましたので、参考にしてください。
(3)とにかく生活からストレスを排除する!
ハゲランドを運営していると様々な薄毛の方々の相談を受けます。薄毛の前兆を引き起こす原因としては、「食生活」「生活習慣」「遺伝」など様々な原因がありますが、私たちが考える最も大きな原因は「ストレス」です。
なので、このストレスに関わることをできるだけ早く、生活から取り除いていくことが大切なポイントになります。
主には、仕事と人間関係を見直すことでストレスが減るので、仕事と人間関係におけるストレスを意識していただければと思います。
(4)AGAの遺伝子検査を受ける。
それでも両親や祖父母から受け継いでいる遺伝による薄毛が気になる方は、AGAの遺伝子検査を受けることをおすすめしております。
AGAの遺伝子検査は東京にお住まいの方は「銀座総合美容クリニック」がオススメになります。他の地域にお住いの方は、「AGAスキンクリニック」「湘南美容クリニック」のどちらかで「AGAの遺伝子検査」を受けてください。
ハゲランドでは「AGAの病院の選び方」についても記事を書いていますので、合わせてお読みください。
薄毛の原因について他にも記事を書いています。
0、薄毛の原因TOP!
1、気がついて!薄毛の前兆8選!
2、対策が必要な薄毛の原因18選!
3、男性が薄毛になる原因22選!
4、女性が薄毛になる原因16選!
5、子供が薄毛になる原因4選!
6、薄毛の原因が知りたい!薄毛の原因の相談集!